去る2012年6月3日（日曜日）、第23回向島にっこりフェスティバルを開催いたしました。
東日本大震災復興を願って、地域の方々、文化の異なる人たち、おとなもこどもも、障がいのあるなしに関わらず、出会い、交わる場にしたいという思いをテーマに今年も様々なプログラムを行いました。

東日本大震災復興支援の一環としては、文教大学東日本復興サポートプロジェクト（イーサポ）の支援活動の報告パネルを展示したり、被災された障がい者施設の製品販売や福島朝鮮初中級学校支援のために「ハンマウム（ひとつの心）」キーホルダーを販売したり、「よろず屋」さんご協力の下、福島県産商品の販売を行いました。また、野の百合保育園、空の鳥幼児園では子どもコーナーや焼き鳥・フランクフルトなどの売上を放射能で汚染された園庭の土を入れ替えるための費用として、福島の保育園へ寄付することとなりました。

園庭では「あいりんバンド」の演奏や「Pink Cherubic」の素敵なダンスに青野浩美さんのハートフルな歌唱が行われました。

中庭では「竹水鉄砲」、「氷柱遊び」に「ぴかぴか魚＆うきうきアヒルつり」を企画し、多くのこどもさんたちが“熱心”に遊んでくださいました。

ホールでは「エアートランポリン」、「工作：むくむくおばけづくり」、「紙芝居～かっくん～」を行いました。親子での参加やお友だち同士での参加など、たくさんの方々の“にっこり”と出会うことができました。

中央公園では体験ウォークラリーにもたくさんの方々がご参加くださり、インドの遊びカバディを楽しまれたり、車イス体験を自然の中で行ったり、自然に親しむひと時を過ごしました。

今回、お集まり下さいましたみなさま、愛隣館に関係する諸団体のみなさま、楽しい交流の場として盛り上げてくださいましてありがとうございました。
私たちはこれからも、ここ向島での活動を通して、世界中の誰もが「にっこり」安心できる社会を築き上げたいと願っています。

（第23回向島にっこりフェスティバル実行委員会）