講演会のお知らせ

  |  Posted by admin — 2010/01/17 14:39  |  

No Comments

『高次脳機能障がい者が再び社会と繋がるために』

【日時】2010年1月31日(日)13:30~16:30(13:00受付)
【場所】京都府立医科大学付属合同講義棟(図書館ホール)
【参加費】無料
【申し込み】当日受付(定員250名)
【内容】

  • 「高次脳機能障がいと京都府の取り組みの現状」
    武澤信夫氏(京都府リハビリテーション支援センター長)
  • 特別講演「自立した生活を目指して~再び社会と繋がるために~」
    加藤俊宏氏(NPO法人高次脳機能障がい者支援「笑い太鼓」施設長)
  • パネルディスカッション

特別講演の「笑い太鼓」は、愛知県豊橋市にあり、高次脳機能障がい者・脳損傷者の支援をされています。もともと家族の集いが発端であり、4名の利用者で2000年に作業所をスタートされました。現在は13名の利用者が毎日通われています。主な活動内容は、相談、就労支援、生活支援、リハビリテーションとしての作業をされています。

家族が立ち上げ、行政にも働きかけ、マスコミも動き、行政も支援することになった流れや、就労・生活含めた支援は、とても勉強になります。

京都は拠点支援事業が始まって3年経ちますが、未だ相談開所日がたった週2日のままであり、また高次脳機能障がいの方に特化した施設等もない状況です。また、特に医療から福祉、就労等に結びつけるコーディネートやケアマネジメントがないと、医療からどこにも繋がらずに在宅で閉じこもりの生活をせざるをえなくなってしまいます。

拠点支援事業のコーディネート力のアップと事業拡大、行政の支援も働きかけたいところです。この「笑い太鼓」さんの講演で、京都に少しでも風を吹かしたい思いです。

講演会パンフレット(PDFファイル)



コメントを残す